ユキノシタ目ボタン科の植物

ユキノシタ目

ボタン科の植物は北半球温帯に分布し、ボタン属1属だけからなります。

世界に30~40種あるとされ、日本にはヤマシャクヤクとベニバナヤマシャクヤクが自生しています。

道内には2種共に自生しているようです。

ボタン属

ヤマシャクヤク

ユキノシタ目ボタン科ボタン属ヤマシャクヤク

高さ40~50cmの多年草で、花期は5月下旬~6月です。

低山の広葉樹林内に生えます。

ヤマシャクヤク
5月19日 函館山

葉は2回3出複葉で互生し、小葉は倒卵形~長楕円形です。

ヤマシャクヤクの葉
5月19日 函館山

花は径4~5cmです。花弁は5~7枚ありますが、平開しません。

ヤマシャクヤクの花
5月19日 函館山

がく片は3~4枚、雄しべは多数、雌しべ数本あります。

ヤマシャクヤクの花
5月19日 函館山
ヤマシャクヤク花後
6月6日 函館山
6月13日 函館山

下の花は雌しべが5本あったようです。

ヤマシャクヤク花後
6月13日 函館山

環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されています。

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