バラ類バラ目グミ科の植物

バラ目
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グミ科の植物は、世界に3属40~55種あるとされています。

日本に自生するグミ科植物は、グミ属のものだけになり、20種ほどになります。

北海道に自生するのは、グミ属のアキグミとトウグミ(ナツグミの変種)の2種です。

アキグミは北海道西部に、トウグミは南部(渡島半島)に分布します。

果実が熟す時期がアキグミは秋(9~10月)、トウグミは夏(7~8月)になります。開花時期は観察したところトウグミの方が2週間ほど早いようです。

グミ属

アキグミ

バラ目グミ科グミ属アキグミ

山野に生える落葉樹で、高さ2~3mです。

花期は6月で、低地~低山の林縁や原野に生えます。

アキグミ
6月13日 函館山
アキグミ
6月13日 函館山

葉は互生し、長楕円状披針形で長さ4~8cm、鋸歯は無く全縁です。

アキグミ
6月13日 函館山
アキグミ
葉の表面 6月13日 函館山

裏面には銀白色の鱗片が密生します。

アキグミ
葉の裏面 6月13日 函館山

花は径6mmほどでトウグミより小さく、葉腋に1~7個まとまってつきます。

アキグミ
6月13日 函館山
アキグミ
6月13日 函館山

花弁は無く、筒状のがく片の先が4裂しています。

アキグミ
6月13日 函館山
アキグミ 未熟な果実
7月11日 函館山
アキグミ 未熟な果実
7月11日 函館山

果実は球形で径6mmほど、9~10月に赤く熟します。

アキグミの果実
果実 10月31日 江差町
アキグミの冬芽
冬芽 10月31日 江差町
アキグミの樹皮
樹皮 10月31日 江差町

トウグミ

バラ目グミ科グミ属トウグミ

山野に生える落葉樹で、高さ3~5mです。

よく似た樹木ナツグミの変種で、北海道では道南地方にのみ分布します。

5月19日 函館山
トウグミ
5月14日 函館山

花は淡黄色で径6~8mm、5~6月に開花します。1~3個の花がまとまってつきます。

トウグミ
5月29日 奥尻町
5月19日 函館山

花弁は無く、筒状のがく片の先が4裂しています。

トウグミ
5月29日 奥尻町

葉は長楕円形で、表面に星状毛が生えますが早く落ちます。(これに対してナツグミは、表面に鱗状毛が生えます。)

5月28日 函館山
葉の表面 5月28日 函館山

葉の裏面には銀色と褐色の鱗片があります。

葉の裏面 5月28日 函館山
葉の裏面 5月28日 函館山

果実は広楕円形で長さ12~17mmです。7~8月に赤く熟します。

6月13日 函館山
6月13日 函館山
トウグミ 果実
7月11日 函館山
樹皮 5月28日 函館山
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