キク類モチノキ目ハナイカダ科の植物

モチノキ目

旧分類ではミズキ目ミズキ科に分類されていたハナイカダ属は、APG分類体系ではモチノキ目となり、1つの科として独立しました。

ハナイカダ科の植物は世界に1属4種あるとされ、ヒマラヤ~東アジアに分布します。

北海道内では、道南にハナイカダ1種が自生しています。

ハナイカダ属

ハナイカダ

ハナイカダ科ハナイカダ属ハナイカダ

高さ2mほどになる落葉樹で、花期は5~6月です。

北海道では南部に自生し、山地のやや湿り気のある場所に生えます。

雄株 6月6日 函館山
ハナイカダ
雌株 6月8日 函館山

葉は互生します。楕円形で長さ6~12cm、先は尖り基部はくさび形です。葉脈は4~5対で、縁には鋭い鋸歯があります。

ハナイカダの葉
6月8日 函館山

花は径4~5mmで、花弁は3~4枚です。5~6月に開花します。

雌雄異株で、雌花は1~3個、雄花は3~8個、葉の中央にかたまってつきます。

雌株 6月13日 函館山
雌花 5月14日 函館山
雌花 6月13日 函館山
ハナイカダ雌花
雌花(花柱5裂)5月14日 函館山

雄株の方が、1枚の葉につく花の数が多いです。

ハナイカダ雄花
雄株 6月6日 函館山
ハナイカダ雄花
雄花 6月6日 函館山
ハナイカダ雄花
雄花 6月6日 函館山
ハナイカダ雄花
雄花 6月6日 函館山
ハナイカダ蕾
雌花つぼみ 5月14日 函館山

果実は径約7mmの楕円形で、9~10月に黒く熟します。

ハナイカダの実
未熟な果実 6月19日 函館山

葉を筏(いかだ)に、花を船頭に見たて、ハナイカダの名前がつきました。

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