ナデシコ目モウセンゴケ科の植物

ナデシコ目

モウセンゴケ科の植物は、世界に3属約130種あるとされています。

日本には、ムジナモ属ムジナモとモウセンゴケ属の7種ほどが自生しています。

このうち北海道にはモウセンゴケとナガバノモウセンゴケ、この2種の雑種であるサジバモウセンゴケの3種が自生しています。

モウセンゴケ属

モウセンゴケ

ナデシコ目モウセンゴケ科モウセンゴケ属モウセンゴケ

高さ6~20cmの多年草で、花期は7~8月です。

低地~高山の湿原に生えます。

モウセンゴケの花
6月5日 神仙沼湿原

葉は全て根生し、長い柄の先に卵円形の葉身をつけしゃもじ形に見えます。

モウセンゴケの葉
5月30日 神仙沼湿原

葉の表には赤色の腺毛が多数あり、粘る液で虫を捕らえ消化液で溶かして養分とします。

モウセンゴケの葉の腺毛
7月15日 神仙沼湿原

花は茎頂に数個つき、径6mmほどで花弁が5枚、雄しべが5本あります。

モウセンゴケの花
5月30日 神仙沼湿原
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