4月2日、函館山宮の森コースを歩いてきました。
管理事務所前に着いたのは9時50分位でしたが、駐車場にはまだまだ空いているスペースがありました。
山頂まで車で上るためのゲートはまだ閉じています。徒歩なのでゲート脇を通り抜けます。
車道のゲートは閉じていて一般車両は入ってきませんが、時々管理のための車は通るので注意は必要です。
こちらが宮の森コースの入り口です。
向かって右手に案内板があります。
ベンチなどが置いてある「いこいの広場」を抜け、ここから森の中に入ります。遊歩道に雪はありませんでした。
間もなくフクジュソウ(キンポウゲ科)の群落に出会いました。
フクジュソウには、花弁と雄しべと雌しべが沢山あります。
しばらく木橋の上を歩くと、スギ林が見えてきます。
ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科)は、木橋途中にもスギ林の中にも沢山咲いていました。
まだ蕾のヤマネコノメソウも多かったです。
下の写真は、ヤマネコノメソウの花をアップで撮りました。
花弁は無くがく片が4枚、雄しべが8本、雌しべの花柱が2個あります。
キクザキイチゲ(キンポウゲ科)はまだつぼみで、咲いている花はありませんでした。
ニリンソウ(キンポウゲ科)はまだ葉っぱだけでした。5月の花盛りのころには、この辺りではミドリニリンソウが見られるそうです。
スギ林の中に、ぽつりぽつりと赤い実をつけた常緑樹ヒメアオキ(アオキ科)が生えていました。
碧血碑が見えてきました。ここまで徒歩25分ほどです。
ここから引き返すことにしました。
帰りはエゾダテ山コースを歩いたのですが、ヤマネコノメソウ以外のお花は見つけられなかったので省略です。
最後に見つけた花はアキタブキ(キク科)のフキノトウ。たぶん雄株だと思います。