キク類キク目キク科キク亜科の植物

キク科

キク科の植物は世界に約1600属25000種あるとされ、13亜科(12との見解も)に分かれていますが、そのうち最も大きな亜科がキク亜科です。キク科植物の半分以上の種を占めています。

観賞用として栽培されるキクやコスモス、ダリア、ヒマワリ、ヒャクニチソウ、野菜の春菊などがキク亜科の植物になります。

フキ属

アキタブキ

キク目キク科キク亜科フキ属アキタブキ

高さ1~2mになる雌雄異株の多年草で、花期は4~5月です。

低地~山地の河畔や湿った草地に生えます。

フキノトウ
つぼみ 3月22日 奥尻町

葉は径1.5m以下の腎円形で、縁に粗い鋸歯があります。

葉 4月15日 函館山

早春に見られるフキノトウは、若い花柄で頭花が集まったものです。

星形の花を多くつけているのが雄株です。

雄株 4月4日 函館市

雄株にも雌しべはあり、花中央にこん棒状に付き出ていますが、結実しないので雌しべとしての機能はありません。

アキタブキの雄花
雄株の花 4月4日 函館市

雄しべは5個あり、下の写真で茶褐色に見えるものが雄しべの葯です。

アキタブキ雄花
雄株の花 4月15日 函館山

白い糸状の雌しべが見られるのが雌株です。

アキタブキの雌株
雌株 4月15日 函館山

雌株の花は、星形の花数個を糸状の雌しべが囲んでいます。

星形の花は虫をおびき寄せるための蜜だけを分泌し、花粉は出しません。

アキタブキの雌花
雌株の花 4月15日 函館山

雌しべの先(柱頭)は2裂します。

アキタブキの雌しべ
雌しべ 4月15日 函館山
アキタブキの雌しべ
雌しべ 4月11日 大沼公園

花後、雌株は背を伸ばし、高さ1~2mほどになります。

アキタブキの雌花(花後)
雌株 4月15日 函館山

果実が熟すと、綿毛が風を受けて飛び種が遠くに運ばれます。

アキタブキ果実と綿毛
6月6日 江差町

モミジガサ属

モミジガサ

キク目キク科キク亜科モミジガサ属モミジガサ

高さ30~80cmの多年草で、花期は8~9月です。

山地の林内に生えます。

開花前のモミジガサ
8月8日 厚沢部町

葉には長い柄があり、葉身は掌状に5~7裂して大きいもので長さ20cmほどになります。

モミジガサの葉
8月8日 厚沢部町

頭花は円錐花序につき、長さ約1cmの筒状花5個程度からなります。

筒状花には雄しべが5本、雌しべが1本、花柱が2個あります。

モミジガサ
10月9日 函館山
モミジガサのつぼみ
つぼみ 7月7日 函館山

新芽はシドケまたはシトギと呼ばれる山菜です。

葉の形がカエデ(モミジ)に似ていて、傘状になっていることからモミジガサの名前がつきました。

コウモリソウ属

コモチミミコウモリ

キク目キク科キク亜科コウモリソウ属コモチミミコウモリ

高さ60~100cmの多年草で、花期は7~9月です。

山地に生えるミミコウモリの変種で、北海道の大雪、日高、夕張、増毛、樺戸の山地に生えます。

コモチミミコウモリ
8月17日 大雪山赤岳

葉はコウモリの羽のようで幅20cmくらいです。葉柄の基部が耳状となって茎を抱きます。

花は筒状花で花冠は5裂し、雄しべが5本あります。

コモチミミコウモリの花
8月17日 大雪山赤岳

葉柄基部にむかごがつくことから、「コモチ」の名前がつきました。

ノボロギク(キオン)属

エゾオグルマ

キク目キク科キク亜科ノボロギク属エゾオグルマ

高さ50cmほどになる多年草で、花期は7~9月です。

青森県以北の海岸の砂地やれき地に生えます。

エゾオグルマ
6月28日 奥尻町

葉は長楕円形で光沢があり、毛におおわれます。茎の中ほどにつく葉が一番大きく、長さ15cmほどになります。

頭花は径5cmほどで、筒状花を舌状花が囲みます。

エゾオグルマの花
7月23日 礼文町

しばしば群生します。

エゾオグルマの群生
6月28日 奥尻町

花の形を小さい車に見立てたことから、「オグルマ」の名前がつきました。

ハンゴンソウ

キク目キク科キク亜科ノボロギク属ハンゴンソウ

高さ2mほどになる多年草で、花期は7~9月です。

山地の日当たりの良い場所に生えます。

ハンゴンソウ
8月30日 厚沢部町

葉は2~3対羽状に深裂し、葉柄基部には1対の耳状葉がつきます。

ハンゴンソウの葉
8月30日 厚沢部町

頭花は大きな花序に多数つき、径2cmほどです。

中心部の筒状花を5~6個の舌状花が囲みます。

ハンゴンソウの花
8月30日 厚沢部町
ハンゴンソウの花
8月23日 厚沢部町

葉の形が人の手のようで、死人の魂を呼び戻すように葉先が垂れ下がっていることから、ハンゴンソウ(反魂草)の名前がついたとされています。

シオン属

エゾゴマナ

キク科キク亜科シオン属エゾゴマナ

高いもので1.5mほどになる多年草で、花期は8~10月です。

低地~山地の林縁や草地に生えます。

エゾゴマナ
9月28日 江差町

葉は長楕円形で先は尖り、大きいもので長さ20cmになります。短い柄があります。

エゾゴマナ
9月28日 江差町

花は散房状に多数付き、径1.5cm位です。筒状花の周りを舌状花が囲みます。

エゾゴマナの花
10月7日 江差町

芽が出た様子がゴマの若い苗に似ていることから、ゴマナの名前がついたと言われています。

エゾゴマナの花
10月15日 函館山

シラヤマギク

キク科キク亜科シオン属シラヤマギク

高いもので1.5mほどになる多年草で、花期は8~10月です。

低地~山地の林縁など日当たりの良い場所に生えます。

シラヤマギクの葉
10月9日 函館山

全体に粗い毛があり、ざらつく感触があります。

葉は心形~卵状三角形で、下部の葉は長さが20cmほどになります。

シラヤマギクの葉
10月9日 函館山
シラヤマギクの葉
8月25日 江差町

頭花は径2cmほどで、筒状花を6枚前後の舌状花が囲みます。

シラヤマギクの花
10月9日 函館山
シラヤマギクの花
8月25日 江差町

エゾノコンギク

キク科キク亜科シオン属エゾノコンギク

高さ50~100cmの多年草で、花期は8~10月です。

低地~山地の草地に生えます。

エゾノコンギク
10月12日 大沼公園

茎と葉には短剛毛が密生してざらつきます。

エゾノコンギクの茎
8月21日 江差町

葉は長さ4~10cmの長楕円形で下部が少しくびれ、縁に粗い鋸歯があります。

エゾノコンギクの葉
10月12日 大沼公園

頭花は径2~2.5cmで、筒状花の周りを10~20個の舌状花が囲みます。

エゾノコンギクの花
9月20日 奥尻町
エゾノコンギクの花
10月7日 江差町

アキノキリンソウ属

アキノキリンソウ

キク科キク亜科アキノキリンソウ属アキノキリンソウ

高さ80cm前後になる多年草で、花期は8~10月です。

野山の日当たりの良い場所に生えます。

アキノキリンソウ
10月12日 大沼公園

葉はおおむね卵状長楕円形で、下部の葉には有翼の柄があります。

アキノキリンソウの葉
10月12日 大沼公園
アキノキリンソウの葉
9月11日 江差町
アキノキリンソウの葉
下部の葉 9月11日 江差町

頭花は多数付き径1.3cmほどで、筒状花と舌状花からなります。

アキノキリンソウの花
9月20日 奥尻町
アキノキリンソウの花
9月11日 江差町

オオアワダチソウ(帰)

キク科キク亜科アキノキリンソウ属オオアワダチソウ

高さ1mを超える多年草で、花期は7月下旬~9月です。

北アメリカ原産の帰化植物で、道端や空き地、原野に生えます。

オオアワダチソウ
8月11日 函館市

長い地下茎で栄養繁殖し、群生します。

葉は線状楕円形で多数付き、長さ10cm前後で鋸歯があります。

オオハンゴンソウの葉
8月11日 函館市

多数の頭花が密につき、径6mmほどで筒状化と舌状花からなります。

オオハンゴンソウの花
8月11日 函館市

アズマギク属

ヒメジョオン(帰)

キク科キク亜科アズマギク属ヒメジョオン

高さ30~120cmの2年草で、花期は6~10月です。

北アメリカ原産の帰化植物で、低地~山地の道端や空き地に生えます。

ヒメジョオン
7月7日 函館山

茎は中空で直立し、長毛が散生します。

ヒメジョオン
6月30日 江差町

根出葉は花期には無く、茎葉は長さ5~15cmの長楕円形で先が尖ります。

ヒメジョオンの葉
6月30日 江差町

下部の葉には粗い鋸歯と柄があります。

5月28日 函館山

頭花は径2cmほどで、筒状花群の直径は舌状花よりも短いです。

ヒメジョオンの花
6月30日 江差町

ハルジオン(帰)

キク科キク亜科アズマギク属ハルジオン

高さ30~80cmの多年草で、花期は5~7月です。

北アメリカ原産の帰化植物で、道端や空き地に生えます。

ハルジオン
5月2日 函館市

茎は中空で、軟毛があります。

ハルジオン
5月2日 函館市

根出葉はへら形で大きな鋸歯と柄があり、花時も残ります。

茎葉は楕円状披針形で柄が無く、基部は広がり半ば茎を抱きます。

ハルジオン
5月2日 函館市

頭花は径2.5cmほどで、筒状花を囲む舌状花は線状です。

蕾の時は枝ごと大きくうなだれます。

ハルジオン
5月2日 函館市

ヒメムカシヨモギ(帰)

キク科キク亜科アズマギク属ヒメムカシヨモギ

高さ40~130cmの1~2年草で、花期は8~10月です。

北アメリカ原産の帰化植物で、道端や空き地などに生えます。

ヒメムカシヨモギの花
8月4日 江差町

下部の葉は線形で全縁、下部の葉は倒披針形で少数の低い鋸歯があります。

ヒメムカシヨモギの葉
8月4日 江差町

径3mmほどの小さい頭花が円錐状に多数付きます。

ヒメムカシヨモギ
8月4日 江差町
ヒメムカシヨモギの綿毛
8月21日 江差町
ヒメムカシヨモギの冠毛
8月21日 江差町

ヤマハハコ属

ヤマハハコ

キク科キク亜科ヤマハハコ属ヤマハハコ

高さ30~70cmの雌雄異株の多年草で、花期は8~9月です。

低地~高山の日当たりの良い場所に生えます。

ヤマハハコ
9月6日 厚沢部町

茎には灰白色の毛が密生します。

葉はやや厚く、長さ6~9cm、幅1~1.5cmの狭披針形です。

葉の縁は下にめくれ、裏面は綿毛が密生して白いです。

ヤマハハコの葉
9月6日 厚沢部町

頭花は径7mmほどで筒状花のみからなり、降雪時まで枯れずに残ります。

ヤマハハコの花
8月11日 礼文町

タカネヤハズハハコ

キク科キク亜科ヤマハハコ属タカネヤハズハハコ

高さ15~30cmの雌雄異株の多年草で、花期は7~8月です。

蛇紋岩地やかんらん岩など、超塩基性のれき地や草地に生えます。

タカネヤハズハハコ
8月12日 アポイ岳

全体が灰白色の綿毛に被われ、くすんだ緑色に見えます。

茎葉は倒披針形で長さ6~10cm、幅1~2cmです。

葉先は尖り、柄が無く基部は茎に流れます。

頭花は筒状花のみからなり、長さ7mmほどです。

タカネヤハズハハコの花
8月12日 アポイ岳
タカネヤハズハハコの花
8月12日 アポイ岳

アポイ岳のものは葉の先が円みをおびるので、品種アポイハハコと分ける見解もあります。

ウスユキソウ属

エゾウスユキソウ

キク科キク亜科ウスユキソウ属エゾウスユキソウ

高さ15~30cmの多年草で、花期は6月下旬~8月です。

全体に白い綿毛があります。

海岸~亜高山の岩場やその周辺に生えます。

エゾウスユキソウ
7月23日 礼文町

地下茎からロゼット葉と直立する花茎を出します。

エゾウスユキソウ
7月23日 礼文町

茎葉は披針形で10~20枚互生し、裏面は綿毛に被われて白いです。

エゾウスユキソウの花
7月23日 礼文町

頭花は筒状花のみからなり、綿毛に被われて真っ白な花弁に見える苞葉に包まれます。

中央は雄性、周囲は雌性の花になります。

エゾウスユキソウの花
7月23日 礼文町

別名レブンウスユキソウとも呼ばれます。

ヨモギ属

シロヨモギ

キク科キク亜科ヨモギ属シロヨモギ

高さ20~60cmになる多年草で、花期は8~9月です。

海岸の砂地や岩場に生えます。

シロヨモギ
8月29日 江差町

長い地下茎があり、群生することが多いです。

全体に白い綿毛が密生しているため、白く見えます。

シロヨモギ
8月29日 江差町

葉は厚く、羽状に深裂して裂片の先は円みをおびます。

シロヨモギの葉
8月29日 江差町

頭花は径1cm近くあり、総苞も白い綿毛に包まれています。

シロヨモギの花
9月13日 江差町
シロヨモギの花
9月13日 江差町

ハマオトコヨモギ

キク科キク亜科ヨモギ属ハマオトコヨモギ

高さ40~100cmの多年草で、花期は8~10月です。

海岸の砂地や岩場に生えます。

ハマオトコヨモギ
8月8日 江差町

花茎の葉は羽状に深裂します。

花をつけない枝先には、浅く裂ける大きな葉がロゼット状に多数付き目立ちます。

ハマオトコヨモギ
8月8日 江差町

頭花の幅は約2mmです。

種子が小さく、種子ができない植物だと思われていたことから、オトコヨモギの名前がついたとされています。

ノコギリソウ属

ノコギリソウ

キク科キク亜科ノコギリソウ属ノコギリソウ

高さ50~100cmの多年草で、花期は7~9月です。

低地~山地の草原に生えます。

7月20日 江差町

茎葉は細かく羽状に中~深裂し、長さ6~10cmです。

ノコギリソウ
7月13日 江差町

茎葉の基部には1~2対の葉片がつきます。

ノコギリソウの葉
8月21日 江差町

頭花は散房状に多数つき、径7~9mmです。

7月25日 江差町

筒状花を5~7個の舌状花が囲みます。

7月20日 江差町
ノコギリソウのつぼみ
つぼみ 7月10日 江差町

亜種 キタノコギリソウ

ノコギリソウの一亜種で、花の色や葉の縁の裂け方の変異が大きいです。

高さ30~70cmの多年草で、花期は7~9月です。

海岸~低山の草原に生えます。

キタノコギリソウ
7月23日 礼文町

茎葉は細かく羽状に浅~深裂し、長さ5~10cmです。基部には1~2対の葉片がつきます。

頭花は散房状に多数つき、径10~15mmです。筒状花を6~8個の舌状花が囲みます。

キタノコギリソウ
8月12日 礼文町

花の色は白~薄紅色と変異が大きいです。

キタノコギリソウ
7月23日 礼文町

エゾノコギリソウ

キク科キク亜科ノコギリソウ属エゾノコギリソウ

高さ30~80cmの多年草で、花期は7月下旬~9月です。

海岸や原野に生えます。

エゾノコギリソウ
7月24日 礼文町

茎葉は長楕円形で羽状には裂けません。長さ5cm前後で、縁には鋸歯があります。

茎葉の基部に葉片はありません。

エゾノコギリソウ
7月23日 礼文町

頭花は散房状につき、径2cmほどです。

筒状花を囲む舌状花は、2列に12~20枚並びます。

エゾノコギリソウ
7月23日 礼文町
エゾノコギリソウ
7月23日 礼文町
エゾノコギリソウ
7月20日 奥尻町

セイヨウノコギリソウ(帰)

キク科キク亜科ノコギリソウ属セイヨウノコギリソウ

高さ30~80cmの多年草で、花期は6~8月です。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、道端や空き地に生えます。

セイヨウノコギリソウ
8月29日 江差町

葉は長さ10cm前後で2~3回羽状に深~全裂し、最終片は糸状になります。

セイヨウノコギリソウの葉
8月29日 江差町

頭花は散房状に密につき、径5mmほどです。

セイヨウノコギリソウの花序
8月29日 江差町

筒状花を5枚ほどの舌状花が囲みます。

セイヨウノコギリソウの花
8月29日 江差町

ヤブタバコ属

ヤブタバコ

キク科キク亜科ヤブタバコ属ヤブタバコ

高いもので1mほどになる2年草で、花期は8~9月です。

低地~山地の林縁などに生えます。

全体に毛があり、上方で四方に長い枝を出します。

ヤブタバコ
9月7日 厚沢部町

下部の葉は長さ20cmほどになり、長楕円形で基部は翼のある柄となります。

頭花は葉腋につき、径5mmほどです。ほぼ無柄で筒状花のみからなります。

ヤブタバコの花
9月7日 厚沢部町

葉がタバコの葉に似ていて藪に生えることから、ヤブタバコの名前がつきました。

ミヤマヤブタバコ

キク科キク亜科ヤブタバコ属ミヤマヤブタバコ

高さ80cm前後になる多年草で、花期は8~9月です。

山地の林縁や草地などに生えます。

ミヤマヤブタバコ
8月11日 函館市

下部の葉は長さ20cmほどになり、卵状楕円形で基部はひれとなって柄につながります。

頭花の径は6~10mmで、基部に葉状の苞が何枚もつきます。

ミヤマヤブタバコの花
8月11日 函館市

頭花がキセルの雁首に似ていることから、ガンクビヤブタバコとも呼ばれています。

オグルマ属

カセンソウ

キク科キク亜科オグルマ属カセンソウ

高さ30~80cmになる多年草で、花期は7~8月です。

海岸草地や山地の日当たりの良い場所に生えます。

カセンソウ
7月11日 函館山
カセンソウ

葉は楕円状披針形で長さ4~7cmです。硬くざらつき、裏面の脈は隆起します。

カセンソウ
7月11日 函館山

頭花の径は3~4cmで、筒状花を舌状花が囲みます。

カセンソウ
7月11日 函館山

総苞片は葉状です。

カセンソウ 総苞
7月11日 函館山
カセンソウ つぼみ
7月11日 函館山

オグルマ

キク科キク亜科オグルマ属オグルマ

高さ20~60cmになる多年草で、花期は7~9月です。

湿った草地に生えます。

オグルマ
8月16日 江差町

葉は楕円状披針形で長さ4~7cm、柔らかくざらつきません。

オグルマの葉
8月16日 江差町
オグルマの葉
8月21日 江差町

頭花の径は3~4cmで、筒状花を舌状花が囲みます。

オグルマの花
8月21日 江差町

総苞片は長さがほぼ同じで、披針形で先が尖ります。

オグルマの総苞
8月16日 江差町

センダングサ属

アメリカセンダングサ(帰)

キク科キク亜科センダングサ属アメリカセンダングサ

高さ1.5mほどになる1年草で、花期は8~10月です。

北アメリカ原産の帰化植物で、低地~山地の湿った場所に生えます。

アメリカセンダングサ
8月31日 江差町

茎は多く枝分かれし、紫色をおびることが多いです。

葉は羽状複葉で、小葉は3~7枚あります。

アメリカセンダングサの葉
8月31日 江差町

筒状花の周りに小さな舌状花があります。

センダングサの花
8月31日 江差町

総苞外片は葉状で緑色です。

センダングサの花
8月31日 江差町

葉の形が落葉樹のセンダンに似ていることから、センダングサの名前がつきました。

オオハンゴンソウ属

オオハンゴンソウ(帰)

キク科キク亜科オオハンゴンソウ属オオハンゴンソウ

高いもので2mを超える多年草で、花期は8~9月です。

北アメリカ原産の帰化植物で、低地の道端や空き地に生えます。

オオハンゴンソウ
8月25日 江差町

下部の葉は羽状に5~7深裂し、上部の葉ほど裂け方が小さいです。

頭花は径10cmほどで、中央部に筒状化が盛り上がるように集まり、舌状花がそれを囲みます。

オオハンゴンソウの花
8月25日 江差町
オオハンゴンソウのつぼみ
つぼみ 8月4日 江差町

メナモミ属

メナモミ

キク科キク亜科メナモミ属メナモミ

高さ1mほどになる1年草で、花期は8~9月です。

道端や空き地に生えます。

メナモミ
9月14日 厚沢部町

茎には白い軟毛が密に生えます。

葉は三角状卵形で、柄には翼があり鋸歯は不揃いです。

メナモミの葉
9月14日 厚沢部町

頭花の径は7mmほどで、舌状花と筒状花からなり、苞は蜜腺が生えて粘ります。

メナモミの花
9月14日 厚沢部町
メナモミの総苞
9月14日 厚沢部町

ウサギギク属

ウサギギク

キク科キク亜科ウサギギク属ウサギギク

高さ15~40cmの多年草で、花期は7~8月です。

高山のれき地や草地に生えます。

全体に縮毛が密生します。

8月17日 大雪山赤岳

ウサギの耳に見立てた下部の茎葉はへら形で、長さ10cm前後で対生します。

茎の中部につく葉は小さく、対生ときに互生します。

茎の先に頭花が1個つき径4~4.5cmで、筒状花の周りを舌状花が囲んでいます。

8月17日 大雪山赤岳

ヒヨドリバナ属

ヨツバヒヨドリ

キク科キク亜科ヒヨドリバナ属ヨツバヒヨドリ

高さ1~1.5mの多年草で、花期は7~9月です。

低山~亜高山の日当たりの良い場所に生えます。

ヨツバヒヨドリ
7月25日 江差町

葉は3~5枚輪生し、長楕円形で長いもので20cmになります。鋭い重鋸歯で先が尖り、基部は円形です。

ヨツバヒヨドリの葉
7月21日 厚沢部町

花序は散房状で、頭花は4~6個の筒状花からなります。

ヨツバヒヨドリの花
7月25日 江差町
ヨツバヒヨドリの筒状花
7月25日 江差町

ヒヨドリバナ

キク科キク亜科ヒヨドリバナ属ヒヨドリバナ

高さ1~1.5mの多年草で、花期は8~10月です。

低地~山地の林縁や道端に生えます。

ヒヨドリバナ
8月11日 函館山

葉は倒卵形~披針形で、短い柄があり対生します。

ヒヨドリバナの葉
7月21日 函館山

花序は散房状で、頭花は4~6個の筒状花からなります。白色が多いです。

ヒヨドリバナの花
8月11日 函館山

サワヒヨドリ

キク科キク亜科ヒヨドリバナ属サワヒヨドリ

高さ40~90cmの多年草で、花期は8~9月です。

低地の水辺や湿地に生えます。

サワヒヨドリ
9月28日 江差町

茎は細く縮毛が密生します。

8月23日 江差町

葉はやや厚く、柄が無く対生して3脈が目立つか、3全裂して6枚が輪生状になります。

葉の両面に縮毛、裏面に腺点があり、鋸歯はまばらで低いです。

サワヒヨドリの葉
9月28日 江差町

花序は散房状で、頭花は5個の筒状花からなります。

サワヒヨドリの花
8月25日 江差町
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