4月中旬の函館山《旧登山道コース》に咲く花

函館山

4月中旬の函館山旧登山道コースで見ることができた花を紹介します。

道標

エンレイソウ

ユリ目シュロソウ科

花盛りを迎えていました。

2025.4.17
エンレイソウ
2024.4.15
エンレイソウ
2024.4.15

キバナノアマナ

ユリ目ユリ科

歩道脇に見かけますが、宮の森コースと比べて、数が少ないです。

キバナノアマナ
2024.4.15

カタクリ

ユリ目ユリ科

花はちょうど見ごろです。

2025.4.17
カタクリ
2024.4.15
カタクリ
2024.4.15

エゾエンゴサク

キンポウゲ目ケシ科

花盛りです。

エゾエンゴサク
2024.4.15

エゾエンゴサクの雄しべと雌しべは、合着した花弁の中に隠れて見えないです。

エゾエンゴサク
2024.4.15

5合目のコース分岐付近に大群落がありました。

エゾエンゴサク
2024.4.15

キクザキイチゲ

キンポウゲ目キンポウゲ科

~5合目で花盛りでした。

キクザキイチゲ
2024.4.15
キクザキイチゲ
2024.4.15
キクザキイチゲ
2024.4.15

山頂に近づくほど、つぼみのものが増えます。

2025.4.17

紫がかった花色のキクザキイチゲも見ることができました。

キクザキイチゲ紫花
2025.4.17

ニリンソウ

キンポウゲ目キンポウゲ科

山の下の方では咲き始めていました。

ニリンソウ
2025.4.17
ニリンソウ
2025.4.17

多数ある雄しべと雌しべが美しい花です。

2025.4.17

スミレサイシン

キントラノオ目スミレ科

葉が大きいスミレです。

スミレサイシン
2024.4.15

2025年はこの時期見ることができずでした。

ヒナスミレ

キントラノオ目スミレ科

薄いピンク色のスミレです。

ヒナスミレ
2024.4.15

花弁の内側には、毛が生えています。

ヒナスミレ
2024.4.15

こちらのスミレも、2025年のこの時期見ることができませんでした。

アキタブキ

キク科キク亜科

沢山咲いていました。

アキタブキには雄株と雌株があり、すぐ下の写真は雄株です。

アキタブキの雄株
雄株 2024.4.15

雄株は星形の花を多数つけ、各花には雄しべが5個あります(下の写真茶色の部分)。

中央から出るこん棒状のものは退化した雌しべで、先端に雄しべの花粉がついています。

アキタブキの雄花
雄花

糸状の花をつけているのがアキタブキの雌株です。

アキタブキの雌株
雌株 2024.4.15

雌花の中にある星形の花には花粉ができず、虫を呼び寄せるための蜜だけを出すそうです。

アキタブキの雌花
雌花

糸状のものは花柱(雌しべの上部)で、先端が2裂します。

アキタブキの花柱
雌花の花柱

花の時期が終わるとアキタブキの雌株は上に伸び、花だった部分は褐色になります。

アキタブキの雌株
雌株 2024.4.15

最後におまけです。面白い形をした赤いきのこを見つけました。

2025.4.17
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