ツゲ目

ツゲ目ツゲ科

ツゲ目はキンポウゲ目と同様に真正双子葉植物の基部で分枝した植物群で、やや原始的な植物と言えます。ツゲ科の植物は、世界に7属約120種あるとされています。このうち日本に自生するのはツゲ属とフッキソウ属の2属で、いづれも木本植物です。北海道に自...
キンポウゲ目

キンポウゲ目メギ科

メギ科の植物は世界に約14属約700種あるとされ、ミヤオソウ亜科、ナンテン亜科、メギ亜科の3亜科に分けられています。日本に自生するメギ科植物は、6属20種ほどです。このうち北海道に自生するのは、5属6種ほどになります。メギ属のヒロハノヘビノ...
キンポウゲ目

キンポウゲ目ケシ科

ケシ科の植物は、世界に44属800~900種あるとされています。このうち日本に自生するのは、ケシ属、クサノオウ属、キケマン属、コマクサ属、ヤマブキソウ属、タケニグサ属、オサバグサ属の7属です。北海道に自生するものは、4属10種ほどとあまり多...
キンポウゲ目

キンポウゲ目キンポウゲ科

キンポウゲ目は真正双子葉植物の基部で分枝した植物群で、やや原始的な植物と言えます。キンポウゲ科の植物は、北半球の温帯を中心に約50属2300種が世界中に分布しています。その特徴は雄しべが多数あり、雌しべも複数あることです。またがく片が花弁状...
その他

原始的な被子植物

近年のDNA分析によって、原始的な被子植物というものが明らかになってきました。被子植物とは、簡単に言えば「花を咲かせる植物」のことです。北海道に生えている原始的な被子植物についてまとめてみました。
ツユクサ目

ツユクサ目ツユクサ科

ツユクサ科の植物は、世界に約40属650~750種あるとされています。熱帯~亜熱帯に多種分布し、温帯に一部が分布しています。ツユクサ科植物の特徴は、蜜腺が無く、送粉者に対する報酬が花粉のみであること。また、がく片と花弁の数が3つで、雄しべの...
オモダカ目

オモダカ目サトイモ科

サトイモ科の植物は、世界に約120属4100~5500種あるとされています。サトイモ科の花は、「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる大型の苞に包まれた肉穂花序(にくすいかじょ)に多数付くのが特徴です。苞とは葉が変形したものです。サトイモ科の花...
キジカクシ目

キジカクシ目ヒガンバナ科

ヒガンバナ科の植物は、世界に約77属2100種あるとされています。日本にはネギ属、ハマオモト属、ヒガンバナ属の3属が分布します。北海道に自生するヒガンバナ科の植物は、全てネギ属のもので8種ほどです。食用としては、ニンニク、ニラ、ラッキョウな...
キジカクシ目

キジカクシ目アヤメ科

アヤメ科の植物は、世界に約66属2200種あるとされています。このうち日本に分布するのはアヤメ属のみで、北海道にも数種が自生しています。帰化種では、キショウブやニワゼキショウ属のニワゼキショウが野生化しています。栽培種では、サフラン、フリー...
ラン科

キジカクシ目ラン科シュンラン亜科

単子葉植物の花は基本的に3枚の花弁、3枚のがく片を持っています。その中でもラン科植物の花は、3枚の花弁の中の1枚が唇弁と呼ばれる特殊な形をしており、3枚のがく片、2枚の側花弁、1枚の唇弁というつくりになっています。また雄しべと雌しべが合着し...