バラ類カタバミ目カタバミ科

カタバミ目

カタバミ科の植物は、世界に約5属570種あるとされています。

このうち日本に自生するのはカタバミ属のものだけで、11種ほどです。

なお栽培種が野生化した帰化種まで含めると、20種くらいあるようです。

参考図書 「新維管束植物分類表」米倉浩司 「新北海道の花」梅沢俊 ほか

カタバミ属

カタバミ

カタバミ目カタバミ科カタバミ属

茎が地面を這って長さ30cm位になる多年草です。空き地や道端など明るく開けた場所に生えます。

花期は5月下旬~9月と長いです。

2025.6.19 江差町

花の径は1cmほどです。

2025.6.18 江差町

花弁は5枚、雄しべは10本、雌しべは1本、花柱は5個あります。

カタバミの花
2024.5.30 江差町

10本の雄しべのうち5本が長く5本が短いようです。

カタバミ
2024.5.30 江差町

葉は心形の3小葉に分かれ、夜や天気の悪い日は閉じます。

6月5日 江差町

葉の先が凹んでいて、何かに食べられたように見えることからカタバミの名前がついたとされています。

果実は熟すと種子を弾き飛ばします。

カタバミ
2025.7.24 江差町
カタバミ
2025.7.24 江差町

アカカタバミ

カタバミの品種で、葉があずき色のものです。下の写真は左がアカカタバミ、右がカタバミです。

2026.5.28
2026.5.28

花の中心部分に橙色の輪ができます。

2026.5.28 江差町

オッタチカタバミ

カタバミ目カタバミ科カタバミ属

北アメリカ原産の帰化植物で、花期は5月下旬~9月です。

2026.5.28 江差町

茎は立ち上がり、高さ10~30cmになります。

2026.5.28 江差町

葉は上部にまとまるようにつきます。

エゾノタチカタバミに似ますが、茎が2mmと太く、細毛が目立ちます。

花は径1~1.3cmほどです。

ヒョウノセンカタバミ

カタバミ目カタバミ科カタバミ属

ヒョウノセンカタバミ
5月3日 奥尻町

高さ5~10cmの多年草で、花期は5~6月です。

北海道では道南部にのみ分布します。

ヒョウノセンカタバミ
5月4日 奥尻町

山地~亜高山の林内に生える、白いカタバミです。

ヒョウノセンカタバミ
5月4日 奥尻町

花弁は5枚で、径1.5cmほどです。

白色に薄紅色の筋が入ります。

ヒョウノセンカタバミ
5月3日 奥尻町

雄しべは10本、雌しべは1本、花柱は5個あります。

ヒョウノセンカタバミ
5月3日 奥尻町

ヒョウノセンとは氷ノ山、兵庫県と鳥取県の県境にある山の名前です。

ここで発見されたことから、ヒョウノセンカタバミの名前がついたそうです。

ヒョウノセンカタバミ
5月5日 奥尻町

夜や天気の悪い日には葉は折りたたまれ、花もしぼみます。

しぼんだヒョウノセンカタバミ
5月5日 奥尻町

近似種のコミヤマカタバミよりは大型で、長楕円形の果実をつけるのが特徴です。

ヒョウノセンカタバミ
5月5日 奥尻町

ヒョウノセンカタバミは、奥尻島に数多く分布しているそうです。

これらの写真は奥尻町で撮影したもので、葉も大型だったためとりあえずヒョウノセンカタバミと判断しましたが、果実までは確認していないのでもしかしたらコミヤマカタバミかもしれません。

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