かもめ島は江差町(北海道)市街地から歩いて行くことのできる陸繋島です。カモメが羽根を広げたような形をしており、江戸時代には北前船が停泊していたそうです。夏は海水浴場としても賑わいます。
入り口には地図もあります。
島に向かって右側の散策路を歩いて行くと、江差追分功労者・青坂さんの像があります。
像の横を通り過ぎると間もなく、島に上る階段が見えてきます。階段の両脇はイタヤカエデなどの樹木も多く、少し湿り気のある場所です。
また、島に向かって左側には夏に海水浴場になる砂浜があります。
擁壁を超えると砂浜の先にトンネルがあるのが見えます。
トンネルをくぐると、ハマエンドウ、ハマヒルガオなど海浜植物の花畑があります。
6月のかもめ島に咲く花を紹介します。
エゾスカシユリ
6月に咲き始めます。
ゼンテイカ
6月に咲き始めます。
アサツキ
6月に咲き始めます。
ヒロハクサフジ
ハマエンドウ
砂浜に生えるマメ科植物です。
5月に咲き始め、6月には満開です。
ミヤコグサ
ハマナス
5月下旬から咲き始めたハマナスは、6月に満開を迎えます。
カタバミ
5月に開花し、9月まで長期間咲いている花です。陽当たりの良い場所に生えます。
オオバナノミミナグサ
径2cmほどの大きめの花です。
コハコベ
4月から咲いています。花は小さく6mmほどの大きさです。
ハマヒルガオ
砂浜に生えます。
5月下旬に開花し、6月に満開を迎えます。
タチイヌフグリ
ヨーロッパ原産の帰化植物です。4月下旬から咲いています。
オドリコソウ
島に上る階段途中の湿った場所に生えています。
4月下旬に開花し、6月でもまだ少し咲いています。
ノゲシ
6月から8月まで長い間見ることができる花です。
コウゾリナ
名前の由来は、茎をさわるとざらざらして切れ味の悪いカミソリ(コウゾリ)の刃ようだからだそうです。
ハマニガナ
砂浜に生えるキク科植物です。
アマニュウ
高さは2m前後と背の高い植物です。やや湿った場所に生えます。
マルバトウキ
背はアマニュウよりも低く、30cmから高くても1m程度です。