7月のかもめ島(北海道江差町)に咲く花を紹介します。
草に咲く花
ドクダミ
神社周辺で大群落を作っていました。

ドクダミは原始的な被子植物です。白い花弁のようなものは苞で、ドクダミの花に花弁とがくは無ありません。

ノハナショウブ
島の斜面に生えています。

ヒメヤブラン
径1cmほどの小さな花です。ランと名前が付いたのは、葉がランの葉に似ているからだそうです。



キリンソウ
岩場に生える植物です。


ヒロハクサフジ

エゾフウロ

フウロソウの仲間は、雄しべの葯が落ちた後に、雌しべの柱頭が開くようです。

オオイタドリ


エゾノカワラマツバ
マツの葉のような線形の葉を持つ植物です。


ヒルガオ



ハマヒルガオ
6月には浜辺に沢山咲いていましたが、7月にはほとんど咲いていませんでした。

ヘラオオバコ
ヨーロッパ原産の帰化植物です。白い葯が目立ちます。


モウズイカ
ヨーロッパ原産の帰化植物です。青坂さんの像周辺に生えています。

白花の品種は、シロバナモウズイカです。


ナミキソウ
海岸だけでは無く、このように丘の上の草むらにも生えているようです。

ツリガネニンジン
群落を作って咲いていました。

オニノゲシ
ヨーロッパ原産の帰化植物です。

ノゲシ
オニノゲシに似ますが葉に光沢が無く、葉の色が薄いです。


コウゾリナ
茎を触るとザラザラするのが特徴です。



カセンソウ
径3-4cmのやや大きめの花をつけます。



アキノキリンソウ

ノコギリソウ
7月は花の時期のようで沢山咲いていました。



マルバヒレアザミ

イブキボウフウ
セリ科植物ではマルバトウキとアマニュウの花は終わり、イブキボウフウの花が咲き始めました。

よく虫が集まってくる花です。


木に咲く花
ノブドウ
つる性の木本植物です。星形の花をつけます。

花弁と雄しべはそれぞれ5個ありますが、すぐに落ちてしまいます。

ハマナス
花はもうほとんど終わり、赤い実を付けていました。

中には咲いているハマナスの花もありましたが、数は少なかったです。かもめ島のハマナスは6月が見ごろのようです。

ハコネウツギ
花の時期は短く、10日程度で咲き終わってしまったようです。

