5月28日、函館山宮の森コースを歩いてきました。
前回来たのは5月14日なので、2週間ぶりです。
2週間前は咲き始めだったシャク(セリ科)が、今回は沢山咲いていました。
一方でヤブニンジン(セリ科)の花は終わり、細長い果実をつけていました。
オククルマムグラ(アカネ科)が咲き始めていました。
ムラサキケマン(ケシ科)は、咲いている花と同時に果実をつけている個体もありました。
花が終わったヒトリシズカに代わり、フタリシズカ(センリョウ科)が咲き始めていました。
ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ亜科)はまだ綺麗に咲いています。
木道を歩いていきます。
木橋の途中ではツリバナ(ニシキギ科)の花がよくぶら下がっていました。
ミツバウツギ(ミツバウツギ科)の花はまだ咲き始めでした。
木道を下りスギ林の中に入ると、2週間前にも見たホウチャクソウ(チゴユリ科)がまだまだ花盛りでした。
しかしすでに花弁が落ちているホウチャクソウの花もけっこうありました。
ユキザサ(キジカクシ科)もまだ咲いていました。
ユキザサとホウチャクソウは、よく入り混じって群落を作っているような気がします。
コウライテンナンショウ(サトイモ科)の花も、まだ沢山見ることができました。
オドリコソウ(シソ科)の花もよく見かけました。
スギ林の中で目立つ黄色の花は、クサノオウ(ケシ科)でした。
有毒植物ですが花はかわいいです。突き出した雌しべがゾウの鼻のよう。
雄しべが多数あるのが華やかでキンポウゲ科植物のようです(クサノオウはキンポウゲ目ケシ科)。
ヘビイチゴ(バラ科バラ亜科)が咲き始めていました。
しかし綺麗に咲いている花は見れず、花弁が落ちた花と蕾がありました。
スギ林の中でもツリバナが咲いていました。
そして林の中のミツバウツギはまだ蕾でした。
ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科)が種を実らせていました。
エンレイソウ(シュロソウ科)の仲間も若い果実をつけていました。
コジマエンレイソウの果実は丸く、オオバナノエンレイソウの果実は三角に近い形をしていました。