2024年と2025年の6月に道南四季の杜公園を散策した時の記録です。小川の里駐車場に車を停め、小川の里~里の森散策コース~キタコブシ広場~湿生植物園~小川の里というコースを歩きました。

フタリシズカ


フタリシズカは原始的な被子植物で、花には花弁とがく片が無く、雄しべの花糸が拳状となって中に葯と雌しべを包んでいます。


コウライテンナンショウ
林内に生えます。

6月上~中旬まで咲いています。

ツクバネソウ


ツクバネソウのがく片はふつう4枚ですが、中には3枚のがく片をつける個体もありました。


ギンラン
6月上~中旬くらいまで咲いています。


ユキザサ
6月上旬くらいまで咲いています。

マイヅルソウ

ミヤマナルコユリ
林内に生えます。

同じキジカクシ科のユキザサやマイヅルソウよりも、やや遅れて咲きます。

花は葉に隠れて下からのぞき込まないと見つけずらいです。


ムラサキケマン
花は終わりかけだったので、気がつかなったけれど5月から咲いていたようです。


ミツバツチグリ
林縁のやや明るい場所でよく見かけました。


ヒメヘビイチゴ
ミツバツチグリと似ていますが、花は小さい(径7mmくらい)です。



クマイチゴ
つる性の落葉低木です。

茎には刺があります。

オニシモツケ
6月下旬くらいに咲き始めるようです。明るく湿った場所に生えています。


ツリバナ

ツボスミレ
明るく湿った場所に生えます。

ミツバウツギ



ヤマハタザオ
林外の明るい場所に生えます。



コナスビ
明るい場所に生えます。


サルナシ
6月中~下旬に咲き始めるようです。

オククルマムグラ
林内に生えます。

葉は6枚輪生しているように見えます。


キクムグラ
明るく湿った場所に生えています。

葉は4~6枚輪生しているように見えます。

花は葉腋から出る長い柄の先につきます。

オオバノヤエムグラ
明るい場所に生えています。

葉は4~6枚輪生しているように見えます。


エゾタツナミソウ
6月中~下旬に咲き始めるようです。日当たりの良い場所に生えます。

シロバナサギゴケ
明るく湿った場所に生えます。


オニタビラコ
高いもので1mほどになる1~2年草です。葉はタンポポの葉に似ています。

花は散房花序に多数つきます。径7~8mmになります。

花期はヤブタビラコより少し早い印象です。

ヤブタビラコ
高さはオニタビラコよりも低く、10~30cmほどです。林内に多いです。

花は数個つきます。花の径はオニタビラコとほぼ同じ7~8mmです。

葉は羽状に裂けますが、頂羽片が特に大きいです。

カンボク
6月上~中旬くらいまで咲いています。



