大沼 島巡りの路コース
6月3日、大沼公園の島巡りの路コースを歩いてきました。
盛りをやや過ぎたヤマツツジを除いては、小さくて目立たない花が多かったです。
ツリバナ、コマユミ、ツルウメモドキといったニシキギ科の植物の花がそろって咲いていました。
林床ではジンヨウイチヤクソウがたくさん咲いていました。
6月、林床によく見かける花はジンヨウイチヤクソウ(ツツジ科イチヤクソウ亜科)です。葉の形が腎臓の形に似ていることからこの名前がつきました。
木からぶら下がって咲いている薄ピンク色の花は、ツリバナ(ニシキギ科)です。
小さな葉に小さな花(径7mm位)を咲かせている背の低い木はコマユミ(ニシキギ科)です。
つる性の植物で小さな星形の花(径7mm位)を咲かせているのはツルウメモドキ(ニシキギ科)です。花は地味ですが秋にできる赤い実は美しいです。
白い小さなツツジ、コメツツジ(ツツジ科ツツジ亜科)の花はもうほとんど終わりかけでした。
ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ亜科)の花も終わりを迎えつつあるようでしたが、場所によってはまだ蕾をつけているものもありました。
マイヅルソウ(キジカクシ科)の実が少しだけ赤くなっていました。
植栽された藤棚のフジ(マメ科)は花盛りでした。
小沼 夕日の路コース
6月15日、小沼周辺を散策してきました。
ヒツジグサを見るにはまだ早く、林床に咲く花も少なめでした。
そんな森の中、ツルアジサイが花盛りで一番目立ってました。
つるで他の木に巻き付きながら白い花を咲かせているのはツルアジサイ(アジサイ科)です。6月がちょうど花の時期です。
赤くてトゲのある実をつけているのはヤマグワ(クワ科)の木です。この実が黒色に熟すと食べられます。
スイレン科の植物ヒツジグサは、まだ蕾が少し開いているだけでした。やはり見ごろは7月のようです。
黄色いコウホネの花も咲きかけです。コウホネもヒツジグサと同じスイレン科の植物です。
所々に咲いている黄色いキクのような花は、キク科植物のハナニガナです。
こちらの黄色い花はヒメヘビイチゴ(バラ科)です。ヘビイチゴより小さく、花の径は7mmくらいになります。