6月19日、函館山汐見山コースから千畳敷コースへ出て、千畳敷広場まで歩いてきました。
入り口に咲いていたのは原始的な植物とされるフタリシズカです。
白い穂を出しているこの花はヤマブキショウマ(バラ科サクラ亜科)でしょうか?
ヤマブキショウマの雄花だと思います。
きつい登山道を上っている途中で見つけたイチヤクソウ(ツツジ科イチヤクソウ亜科)のつぼみです。
葉の形からみてジンヨウイチヤクソウでは無く普通のイチヤクソウだと思います。
オニシモツケ(バラ科バラ亜科)の群落もありました。
坂道を登り切った時に見ることができたのは、ハナヒリノキ(ツツジ科スノキ亜科)。
ハナイカダ(ハナイカダ科)が実をつけていました。
まだ少しだけ咲いていたヤマツツジ(ツツジ科ツツジ亜科)。
アクシバ(ツツジ科スノキ亜科)はまだつぼみでした。
右に進めば旧登山道コースですが、左の千畳敷コースへ進みます。
こちらのミズヒキのような花は、ヤマブキショウマ(バラ科サクラ亜科)の雌花ではないかと思います。
階段途中にサイハイラン(ラン科シュンラン亜科)の花が咲いていました。
2つ目の分岐点も左側の路を行きます。
足元には、小さくて黄色いコナスビ(サクラソウ科)の花。
エゾタツナミソウ(シソ科)も咲いていました。
7-8mmの小さな黄色い花はヤブタビラコ(キク科キクニガナ亜科)です。
ヤマハタザオ(アブラナ科)の花も小さく6mmほどでした。他の花の撮影中に見つけました。背も低くて見つけづらい花です。
ここから道幅の広い千畳敷コースに入って進みます。
オオハナウド(セリ科)の花はほとんど終わり、実をつけていました。
ヤマブキショウマの大群落がありました。
道端の日当たりの良い場所に咲いていたのはコウゾリナ(キク科キクニガナ亜科)。
日陰の湿った場所にはサイハイランの群落がありました。
同じく湿った場所に咲いていたのはキクムグラ(アカネ科)。花は小さく3mmほどの大きさでした。
日当たりの良い場所には、いち早く咲き始めたエゾフウロ(フウロソウ科)の花。
ヤマツツジがまだ沢山咲いていました。
ツルアジサイ(アジサイ科)はちょうど花の時期のようです。
カンボク(ガマズミ科)がアジサイに似た白い花を咲かせていました。
マメ科植物の多年草、ナンテンハギ(マメ科)も咲き始めていました。
千畳敷コースは眺めも良いです。函館の街が見下ろせます。
目的地の千畳敷広場に咲いていたのは、セイヨウミヤコグサ(マメ科)でした。