7月7日、函館山に花を見に行ってきました。
今回歩いたコースは、つつじ山駐車場~千畳敷コース~牛の背見晴所~旧登山道5合目~つつじ山駐車場です。
相変わらず函館山管理センター前の駐車場は満車でしたが、つつじ山駐車場の方は車が1台しか止まっておらずガラガラでした。
こちらのゲートの横から、千畳敷コースに入ります。
ハエドクソウ(ハエドクソウ科)が咲き始めていました。
ヤマブキショウマ(バラ科)の花はまだ咲いていましたが、そろそろ終わりかけのようです。
バラ科のダイコンソウがちょうど花の時期でした。花の径は2cmほど。
こちらの花はダイコンソウに似ていますが、キンポウゲ科のキツネノボタンです。花はダイコンソウより小さめで1.2cmほど。
ウマノミツバ(セリ科)の花は小さく、2mmほどの大きさです。
オニシモツケ(バラ科)の花がまだたくさん咲いていました。
エゾアジサイ(アジサイ科)は水色の飾り花が咲いていました。中心部の花の開花はまだです。
コウゾリナ(キク科)がまだ咲いています。
北アメリカ原産の帰化植物ヒメジョオン(キク科)。
エゾカワラナデシコ(ナデシコ科)は少しだけ咲いていました。
エゾニワトコ(ガマズミ科)は赤い実を付けていました。
ナンテンハギと入れ替わるように咲き始めた、同じマメ科のクサフジ(マメ科)。
オカトラノオ(サクラソウ科)はまだほとんどが蕾でしたが、中には咲いているものもありました。
緑の葉の中に白い葉が混じるのは、つる性の木本植物マタタビ(マタタビ科)です。
マタタビには雄花と両性花がありますが、今回は雄花しか見つけられませんでした。
牛の背見晴所に着きました。ここから旧登山道コースを逆走します。
ミヤマトウバナ(シソ科)は、林内のやや湿った場所に咲いていました。
ミヤマトウバナの花の拡大写真です。
同じく湿った場所に生えていたのは、野菜としてもおなじみのミツバ(セリ科)。花は小さく径2mmほどです。
落葉低木ウリノキ(ミズキ科)の花が咲き始めていました。雄しべも雌しべも長くて特徴的な花です。
こちらはトリアシショウマの花です。バラ科のヤマブキショウマに似ていますが、ユキノシタ科の植物です。
日当たりの良い場所に咲いていたのは、マルバヒレアザミ(キク科)。
途中、少し汐見山コースに寄り道してアクシバ(ツツジ科)がさいているのを見てきました。汐見山山頂付近で見ることができます。
5合目分岐点に向かい、分岐点からはつつじ山駐車場方向へ向かいます。
イラクサ科アカソ(イラクサ科)の花が咲いていました。
ウツボグサ(シソ科)も咲いていました。
白い花を咲かせていたのは、落葉低木イボタノキ(モクセイ科)です。
今回も所要時間は2時間程度でした。
つい10日ほど前まで咲いていたガマズミやツルアジサイの花は、もうほとんど終わっていました。
代わりにキツネノボタンやダイコンソウなどが咲き始めていて、季節の移り変わりの速さを感じた散策でした。