６月の函館山旧登山道コースで見ることができた花を紹介します。
フタリシズカ
センリョウ目センリョウ科
原始的な被子植物の一つとされるフタリシズカの花には花弁が無く、白色の花糸が拳状となって中に葯と雌しべを包んでいます。
コウライテンナンショウ（マムシグサ）
花の時期は５月中旬～６月のようです。
６月中旬、黄色に変色したマムシグサ（登山道入口付近）↓
ツクバネソウ
５月中旬から咲き始め、６月が花盛りです。
ツクバネソウには花弁（内花被片）が無く、４枚のがく片（外花被片）があります。
ホウチャクソウ
花は６月で終わりのようです。
エダウチチゴユリ
チゴユリの変種でチゴユリよりも背が高く、茎が枝分かれします。
サルメンエビネ
サルの顔のような花を咲かせます。
サイハイラン
６月から咲き始めます。
ゼンテイカ
６月から咲き始めます。
ムラサキケマン
５月に咲き始めたムラサキケマンの花は、６月になるとほとんど終わりかけです。
ナンテンハギ
６月から咲き始めます。
ノイバラ
高さ２ｍほどになる落葉樹で、6月に咲き始めます。明るい場所に生えます。
オニシモツケ
６月下旬に咲き始めます。
ヘビイチゴ
ヒメヘビイチゴ
ヒメヘビイチゴはヘビイチゴに比べて花が小さく、副がく片の幅も狭いです。
ワタゲカマツカ
ヤマブキショウマ
雌雄異株の植物です。６月に咲き始めます。
ヤマブキショウマのほわほわと白い雪のように見えるものは、雄しべのようです。
コマユミ
６月が花盛りです。
ツリバナ
ツボスミレ
ミツバウツギ
コンロンソウ
５月と比べて数が少なくなっていました。
オオヤマフスマ
オオヤマフスマの花をよく見かけるのは６月です。
ツルアジサイ
写真は両性花のみで飾り花の無いタイプの花です。
コナスビ
茎を伸ばして地面を這う植物です。小さなナスのような実をつけることが名前の由来です。花をよく見かけるのは６月です。
ヤマツツジ
オククルマムグラ
花をよく見かけるのは５月下旬～６月です。
キクムグラ
オククルマムグラよりもさらに小さな花です。
キクムグラの花は、葉腋から出る長い柄につきます。
オオバノヤエムグラ
花の時期は６～７月です。明るく開けた場所に生えています。
ヒヨクソウ
花の時期は6月中旬からのようです。
オドリコソウ
５月に咲き始めた花は、６月で終わりのようです。湿った場所によく生えています。
エゾタツナミソウ
６月から咲き始めます。
ハナイカダ
雌雄異株の低木です。６月に開花します。
ヤブタビラコ
頭花は小さく、径７～８ｍｍです。５月下旬から咲き始め、６月が花盛りです。湿った場所に生えます。
だんだんと背を伸ばし、高さ30ｃｍほどになります。
ハナニガナ
６月によく見かける花です。
オオノアザミ
６月から咲き始めます。
マルバヒレアザミ
高さ２ｍ近くになる背の高いアザミです。６月には花はまだ蕾でした。
オオハナウド
大型のセリ科植物です。
シャク
オオハナウドに比べて繊細な印象のセリ科植物です。
ウマノミツバ
花の時期は６～７月です。湿った場所によく生えています。
ガマズミ
６月に咲き始めます。
タニウツギ
花の色の濃いものもありました。
