7月の函館山・旧登山道コースに咲く花を紹介します。
花
オオウバユリ
7月の函館山でよく見かける大きなユリの花です。
キツネノボタン
湿った場所に生えます。
トリアシショウマ
6月に咲いていたヤマブキショウマ(バラ科サクラ亜科)と入れ代わるように、トリアシショウマの花が咲きます。
下の写真でトリアシショウマの下で茶色くなってるのがヤマブキショウマの花です。
ピンク矢印の先がトリアシショウマの葉、黄色矢印の先がヤマブキショウマの葉です。ヤマブキショウマの葉の方が細くて葉脈が直線的です。
ヌスビトハギ
7月から咲き始めました。
クサフジ
明るく開けた場所に生えています。
ダイコンソウ
湿った場所に生えます。
キンミズヒキ
7月から咲き始めます。
アカソ
明るく湿った場所に生えます。
茎の上部に雌花序、下部に雄花序がつきます。
ミズヒキ
7月から10月まで、長期間咲いている花です。
エゾアジサイ
花の周辺部の飾り花が先に開きます。
中央部の両性花が咲くのは、7月中旬のようです。
イワガラミ
つる性の木本植物です。
ノリウツギ
7月下旬から咲き始めます。
ウリノキ
落葉低木です。雄しべも雌しべも長くて特徴的な花です。
キツリフネ
湿った場所に生えます。
マタタビ
つる性の木本植物です。
雄花と両性花があり、写真は両性花です。
オオバノヤエムグラ
明るく開けた場所に生えます。
花は径2mmほどです。果実には毛が密生します。
イボタノキ
落葉低木で、林内に生えます。
ヒヨクソウ
明るくてやや湿った場所に生えます。
花は6月には沢山咲いていましたが、7月には数がかなり減っていました。
オオイヌフグリの仲間で、花がどことなく似ています。
イヌトウバナ
ウツボグサ
ムラサキシキブ
高さ2mほどになる落葉低木です。
ハエドクソウ
ツリガネニンジン
エゾゴマナ
背の高いキク科植物です。
花は7月から10月まで長期間咲きます。
カセンソウ
つつじ山駐車場付近で見つけました。
ヨツバヒヨドリ
ヤマニガナ
ヒメジョオン
明るく開けた場所に生えます。
ノコギリソウ
明るく開けた場所に生えます。
ヤブタビラコ
頭花は小さく、径7~8mmです。5月から咲き始め6月が花盛りで、7月には数が少なくなっています。湿った場所に生えます。
マルバヒレアザミ
背が高く2m近くになるアザミの仲間です。
下部の葉が羽状に裂けます。
オオノアザミ
葉は羽状に裂けます。
オオチドメ
湿っていて陽の当たる場所に生えます。
花はボールのように固まって咲きます。
ミツバ
湿った場所に生えます。
下の写真は左がミツバ、右がウマノミツバです。
果実
7月の果実はまだほとんどが未熟で熟していく途中にありますが、その様子を観察するのもまた面白いので、写真として記録しています。
ミツバアケビ
キンポウゲ目アケビ科
旧登山道コース入口付近で見かけました。
ツリバナ
花は5月に咲いていました。
コマユミ
トチノキ
5月下旬に花を咲かせていたコース入口付近のトチノキは、実をつけていました。
ハナイカダ
果実は秋に黒く熟します。花は6月に咲いていました。
オオハナウド
5月~6月に咲いていたオオハナウドは、ドライフラワーになっていました。
ガマズミ
函館山のガマズミの果実は、ハエに寄生されて毛の生えた虫こぶになっているものが多いです。
エゾニワトコ
エゾニワトコの果実は8~9月に成熟します。